「熊野古道」を世界遺産に登録する
プロジェクト準備会
Preparatory Committee for the Project to Register
Kumano Kodo as a World Heritage Sit
「熊野古道」を世界遺産に登録する
プロジェクト準備会
Preparatory Committee for the Project to Register
Kumano Kodo as a World Heritage Sit
@jtw.zaq.ne.jp〒640-8319
和歌山市手平2-1-2ビック愛9階 (公社)和歌山県青少年育成協会内 ☎090-1585-0423 事務局 小野田真弓
ホームページアドレス www.kumako1997.com
Kumano Kodo World Heritage Walking Event
第335回定例会 令和8年10月18日(日)
コース:近世の熊野古道 万葉ウォーク
JR紀三井寺駅~万葉館 約7.5㎞
集 合:JR紀三井寺駅9時10分
行)JR和歌山駅08:40→08:46紀三井寺駅
JR紀伊田辺駅07:08→08:57紀三井寺駅
午後1時から「万葉館」で写真展示会と講演会があります。
参加される方は、昼食持参でご参加ください。
▷『後鳥羽上皇と吹上の月』(大上敬史氏)
▷『妖怪と近世の熊野古道』(小野田真弓)
★昼食、飲み物、熱中症対策の傘やグッズ・手袋等をお持ちください
★申込不要。朝歩きたくなったら集合場所にお越しください。
★参加費500円(傷害保険代、資料代、会報誌印刷送付切手代)
Ø 当日の天候や公共交通機関の状況により、コースの変更、路線バスやタクシーを利用して移動する場合があります。
Ø 交通ルールを順守し、車・バイク・自転車・通行人の方々には 十分注意してください。
「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」の最も代表的なルートで「フランスの道(フランス人の道)」は全長約800kmにも及びます。
今回9月22日から10月2日迄スペインに渡り、その最終盤にあたる巡礼証明書がもらえる最低条件を満たすガリシア州のサリアからの114kmを歩いてきました
サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓があり、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられているいます。
フランスでは、「トゥールの道」「リモージュの道」「ル・ピュイの道」「トゥールーズの道」の主要な4つの道がスペインに向かってます。スペインでは、「フランスの道」が主要であります。
もともとは1993年に「フランスの道(カミーノ・フランセス)」単体で「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として登録されていました。
それが2015年に、海岸沿いを通る「北の道」など他の重要なルートが追加された為、現在の「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群(スペイン)」と名称変更されました。
今回の旅はツアーだったのですが、9月22日深夜関空を7名で出発し、ドバイ経由で成田組7名と添乗員の計15名でマドリッドに入り、国内移動して出発地「サリア」に9月23日22:55に到着しました。
翌9月24日は、集合前に広東省広州から来た8名の巡礼者の方々に被っていた古道笠の事を質問され、同じコースを歩くことが解り、励まし合いました。実は、現地では朝8時を過ぎないと夜が明けません。
そのため、まだ星が出ているような暗闇から朝日が昇り薄明るくなってきた中で準備体操をしてから出発しました。
出発し歩き始めましたが、二日間飛行機の中で睡眠不足もあり身体が思うように動きません。
街中には黄色い矢印の看板が設置されていたり、道路の縁石や壁に黄色いペンキで矢印が直接ペイントされていて、またその間隔が広くないことから道に迷うことはありません。そして、ゆっくりとアスファルト道や石畳を登ったり下ったりしながら巡礼路の道標=標識柱「モホン(mojón)」の所から土の道の巡礼路へ入って行きました。
思っていたより狭い土の道を進み、橋を渡り線路の脇を通り、トウモロコシ畑の間を通って、どんどん森の中へ入り登っていきます。なんと森の中には低木が多く、松の木、シダ、草花など熊野の山で見るのとよく似たものがあり、なんとなく懐かしい風景に出会えました。
歩いていて他の巡礼者を追い越したり追い越される時、すれ違った時や地元の方と出会った時は、熊野古道と同じで「挨拶•」をします。 巡礼路では「¡Hola! (オラ!こんにちは)/ ¡Buen Camino! (ブエン・カミーノ!良い旅を!)」
1時間ほど歩き、初めての休憩地へ近づいてきた辺りから道幅が広くなり、坂道の周りは地平線まで遮るものが何もない、どこまでも続く緑の丘陵地帯(起伏のある大地)で、先ほどの森の中とは全く異なるイベリア半島の景色です。そのうえ快晴になり気温も上がってきて陽ざしがサンサンと降り注ぐなか歩きました。
暑さと疲れで遅れて歩いていたところ、ガリシア州出身でないスペイン人の学生3名から「帽子を替えよう」と話しかけられ、身振り手振りで対応し、帽子は交換せず握手して離れました。やっとのことで休憩地の「バル(Bar)」に到着しました。
巡礼者が日中に何度も立ち寄る「カフェ 兼 軽食屋 兼 休憩所 兼 土産物店」で宿泊所「アルベルゲ(Albergue)」になっている「バル」もありました。日本の「居酒屋」のイメージとは異なります。
そして、トイレに関しては、トイレは1つだけ(男女それぞれ)が多かったです。先ず商品を買わなくてはトイレに行けない店、チップ(0.5~1€)を払えば使える店、何も買わなくてもチップを払わなくても使える店もありました。
添乗員や現地ガイドが確認されていますが、自分から挨拶して店員さんの顔色を見て対応することができます。
そして、30分ほど休憩して約1時間半歩いて「バル」で休憩し、また1時間半ほど歩いて13:40~15:00までランチ休憩になりました。
巡礼者には「巡礼者メニュー」があり、前菜、メイン、デザートを数種類の中からそれぞれ自分好みに選べる『プリフィックス・スタイル』のコース料理」となりましたが、全て量が多く食べきれませんでした。
午後は、約1時間半歩いて「バル」で休憩し、18:15にホテルに到着しました。夕食は20:00~22:00迄。ランチと同じ「巡礼者メニュー」でした。日本と習慣が異なり驚きの連続でしたが、筋肉痛にもならず帰って参りました。
同行した添乗員と現地ガイドは、真面目で研究熱心なだけでなく、的確な危機管理能力で常に安全を考えられ、その細やかな気配りとプロの並走があったからこそ、終始大船に乗った気持ちで歩ききれました。さらに、ご一緒した13名の方々が、本当に素晴らしい『カミーノの仲間たち』です。続きは、また別の機会にご紹介します。(小野田゙)
7月11日12日に開催した「Go!Go! くまのこどう体験会」の模様です。沢山の子ども達と一緒に楽しみました。
湯川明子会員作
1997年から熊野古道リレーウォーク(現在8巡目)を続けています👣
弊会は、「熊野古道の【何でも受け入れる懐の深さ、何ものも排除しないところ】と 世界遺産の【柔軟性・寛容の精神】が ぴったり合うのではないか」と考えました。
そして、「地元の熊野古道を世界遺産に登録する活動」を展開していくことは、『平和文化を創造する活動』につながっていったり、「熊野古道一帯」の自然や文化・歴史は、現代人の「心の癒し」となるだけでなく、 自然環境保護を理解し、私達が故郷を 大切にし、誇りに思う心を育み、それをそれを後世に伝えていく為に大きな役割を果たすものであるとも考えました。 また、 『熊野古道』に和歌山県内外の多くの世界中の人が集まるようになれば、都市と農村との地域間交流もでき、 語り合えば世代 間交流にもつながり、和歌山県が元気になるきっかけになるのでしょう。 もちろん、世界レベルで「熊野古道」を保護する意味もあります。
これらの事から1997年8月2日に団体をたちあげ、様々な活動を開催しています。
湯川明子会員作